骨粗鬆症にかかると背が縮んだり、曲がってきたりします。
また背中や腰が痛んだり、つまづいて地面や床に手やお尻をついたりして簡単に骨折することもあります。このうち一つでも当てはまる人は骨粗鬆症かもしれません。
骨粗鬆症が原因で背中が曲がることによって起こる疾患や症状について述べます。
背部痛・腰痛・頚肩腕症候群
圧迫骨折後の神経障害
背中や腰に痛みを生じたり、骨折後に神経障害がおきることがあります。
心理的負荷
女性では容姿が変わることにより女性らしさの喪失感からくる心理的負担もみられます。
腹部膨満感、食欲不振、便秘・痔核
内臓が収まるスペースが小さくなるため、胃腸症状の異変、例えばお腹がふくれた感じがするとか、食欲不振、便秘、痔になる場合もあります。
逆流性食道炎
逆流性食道炎により胸やけすることもあります。
以下に示したような人が一般的に骨粗鬆症にかかりやすいとされています。
・家族に骨粗鬆症の人がいる
・コルチコステロイド
服用者
・過度のアルコール摂取
・早い閉経
・やせた体型
・カルシウム・ビタミンD不足
・運動不足
・喫煙
骨粗鬆症になりやすい閉経後女性では、一日800mg以上のカルシウムをとることが望ましいとされています。
そのためには、なるべくカルシウムの豊富な食事をとることをおすすめします。
カルシウムが豊富に含まれている食品には、ここに示したように乳製品、大豆製品、小魚・海藻類、小松菜などの野菜があります。
吸収率の悪いカルシウムを効率よく腸から吸収するためにビタミンDの補充が重要です。
日光浴をすることによってビタミンDは体内で活性化されるため、晴れた日の散歩などが良いでしょう。
またビタミンDの豊富な食品としてレバー、椎茸、鶏卵、各種の魚を積極的にとりましょう。
今現在国内で承認されている骨粗鬆症の薬は、大きく2つのタイプに分類できます。カルシウムやビタミン類のように、足りない栄養素を補うタイプものと、骨が溶かされるのを抑えて骨量を増やすタイプのものがあります。女性ホルモン製剤やビスフォスフォネート製剤などがこのタイプの薬であり、その優れた骨折抑制効果により、現在の骨粗鬆症治療の主体となる薬です。